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【基本解説】居抜きオフィスとは?メリットや注意点など網羅的に紹介!
2024.12.27
居抜きオフィスとは前のテナントが残した内装や設備をそのまま利用するオフィスの形態です。本記事では居抜きオフィスのメリットや注意点、企業の成功事例から物件の選び方まで網羅的に解説します!
目次
居抜きオフィスとは
居抜きオフィスとは、前テナントが残した内装等をそのまま利用するオフィスの形態です。通常、オフィスを借りる際には内装工事等の準備が必要ですが、前テナントの内装やオフィス家具などを引き継ぐことができるため、、入居後すぐに業務を開始することが可能です。デスクやイス、照明等の家具も含まれる場合もあり、初期費用や準備期間、また移転にかかる人件費を大幅に削減できる利点を持っています。
セットアップオフィスとの違い
居抜きオフィスは前テナントが残した状態で引き継ぐのに対し、セットアップオフィスは貸主側にて内装や家具が設置されている物件を指します。セットアップオフィスの場合、原状回復工事は、一般的なオフィスの原状回復工事とは異なり、入居時の内装付きのされた状態に戻します。最近では、環境に配慮しクリーニングのみで退去可能なセットアップオフィスも増えてきています。
居抜きオフィスのメリット
居抜きオフィスは、通常の賃貸オフィスと比較して複数のメリットが存在します。
以下では、その中でも代表的なメリットを4つ紹介します。
コストを削減できる
居抜きオフィスの最大のメリットは、初期費用を大幅に削減できることです。通常、オフィスを新規に契約する場合、内装工事や家具・設備の購入など、莫大な費用がかかります。しかし、居抜きオフィスでは、既存の内装を活用するため費用を抑えることができます。
移転にかかる時間を短縮できる
居抜きオフィスが通常のオフィスよりも、移転にかかる時間を短縮できる点もメリットです。通常、新しいオフィスに移転する場合は内装工事や設備導入の時間がかかり、引っ越しまでに数ヶ月かかることもあります。しかし、居抜きオフィスでは、すでに必要な設備が整っているため、入居までのリードタイムが大幅に短縮されます。
レイアウトを考える手間が減る
居抜きオフィスのその他のメリットとして、レイアウトを考える手間を減らせる点もあります。新しいオフィスで一からレイアウトを設計する必要がなく、既にレイアウトされたオフィスを活用することで、業務開始までの準備時間を短縮できます。通常の賃貸オフィスよりも実際に働くイメージが持ちやすかったというお声もあります。この手間の削減は、特に移転にリソースを割きたくない中小企業にとって大きな魅力です。
おしゃれな物件も多くブランディングに繋がる
居抜きオフィスにはおしゃれな物件も多いです。オフィスがおしゃれであることは、自社のブランディングや来客時の印象の向上に寄与します。これにより、採用の強化や社員のモチベーションを高める効果が期待できます。
居抜きオフィスの注意点
居抜きオフィスには多くのメリットがある一方で、いくつかの注意点も存在します。これらの注意点を理解し、選択肢を慎重に検討することが大切です。
思わぬ追加費用が発生することもある
居抜きオフィスは初期費用を抑えられることが多いですが、思わぬ追加費用がかかる場合もあります。事前にオフィスの状態をチェックし、予算に影響が出ないように十分に検討することが重要です。
例えば、内装・デザインに魅力を感じて契約したが、譲り受けたオフィス家具が思ったよりも劣化していて修理・購入が必要になるケースもあります。
理想のオフィスが見つからないこともある
居抜きオフィスは募集期間が短いです。そのため、タイミングによっては企業の理想に完全合致するオフィスを見つけることが難しい場合があります。そのため、早くからオフィス物件を探し始めることと必要な条件と満たすべき条件を社内で明確にし、理想を現実的な範囲に抑えることが重要です。
退去時に原状回復義務が発生することもある
居抜きオフィスは前テナントの原状回復義務を継承する形での利用となります。
居抜きで居抜きオフィスで入居できても、退去時に必ず居抜きで退去できるわけではありません。理由としては、居抜きでの募集期間内に次の後継テナントが決まらなかったり、ビルの設備補修工事のタイミングのためなど理由は様々です。そのため、居抜きオフィスの退去時に原状回復工事が発生する可能性がある認識をもっておきましょう。
居抜きオフィスへの移転成功事例
アイシティーリンク株式会社
手狭なオフィスに悩まされていた中で、内装コスト削減を重視し「居抜き物件」や「セットアップオフィス」を条件にエリアを広げて物件探しを開始しました。その結果、アクセスが良く広々とした今回のオフィスを見つけ、4月に移転を決定。前テナントから引き継いだオフィス家具や移転前の家具を活用しながら、広いスペースで快適かつゆとりある働き方を実現しています。
さらに、増員計画にも対応可能な環境を整えたことで、以前の課題を一気に解決しました。快適な執務エリアに加え、充実した休憩スペースも社員から高く評価されています!
居抜きオフィスを選ぶ際に見るべきポイント
居抜きオフィスを選ぶ際には、単にコストを抑えることだけに注目するのではなく、重要なポイントを抑える必要があります。ここでは選ぶ際のポイントを紹介します。
立地条件
オフィスの立地は、居抜きオフィスに限らず、オフィスを選ぶ際に重要な要素です。
立地が良いと、採用に有利になったり、従業員が通勤しやすくなるため、業務効率化やモチベーション向上に繋がります。
オフィスの広さと設備を踏まえたレイアウト
居抜きオフィスを選ぶ際には、オフィスの広さが従業員数に合っているかどうかを確認することが不可欠です。さらに居抜きオフィスは、前テナントが残した内装をそのまま使用する形になるため、自社の業務に適したレイアウトや設備が整っているかをしっかり見極めなければなりません。弊社では、希望の座席数が設置できるか等のテストフィット図面の作成から、一部内装を撤去し会議室を増やす等の改修工事のご提案も可能です。
契約内容の確認
居抜きオフィスを選ぶ際に、契約内容の確認は欠かせません。居抜きオフィスは、前のテナントの内装とともに原状回復工事義務も継承しますので、契約書をよく確認し、自社にとって有利な条件かどうかをしっかりチェックする必要があります。
オフィス移転時に居抜きとして退去するメリットもある
居抜きオフィスへの移転はもちろん、オフィス退去時に居抜きとして退去することもメリットがあります。タイミングよく、後継テナントが決まれば、原状回復工事を省略できる場合が多く、その分のコスト削減が可能です。他にもオフィス家具処分のための費用も削減することが可能です。
ただ、居抜きでの募集期間に後継テナントが見つからなかった場合や、長期利用したオフィスの場合は、原状回復工事を求められることもあります。
まとめ
居抜きオフィスは、コスト削減やスピード感を重視する企業にとって魅力的なメリットが多くあります。本記事でご紹介した注意点や見るべきポイントを抑えることで、居抜きオフィスへの移転を成功させることができます。
つながるオフィスでは、小規模から大規模なオフィスまで、会議室付き、テレカンブース付き、ラウンジ付きなど、多彩なニーズにお応えする物件をご紹介しています。
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