
オフィス移転事例
VOL.14 株式会社STYLE「爆速成長企業の移転事例② 妥協しないオフィス選びと“複数拠点の同時期移転」
2025.04.24
オフィス移転をされた企業様に、体験談を語っていただくインタビュー企画。前回に引き続き、株式会社STYLEの創業者である大野誠様にお話しを伺います。同社は、ブランドなどの古物買取事業を中心にFCパートナー事業、リユース事業などを展開。2021年の設立以降前年比2倍以上の売上を伸ばしつづける急成長企業さんです。 同社の東京本社は2024年5月、台東区御徒町から港区にできたばかりの新築オフィスビルの内装付きフロアに移転されています。また同時期に、東京営業所、2024年4月に大阪事務所の新設・拡張をされ、なんと『三か所移転』という珍しい事例となりました。 後編となる今号では、東京営業所、大阪事務所に関する移転の経緯、さらには会社の未来像について、弊社・松野がお話しを伺っていきます。取材日:2024年11月7日(東京都港区)
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やっぱり“イケてる”東京営業所
(松野)2024年5月に、東京本社近くに、再び新築の家具・内装付きオフィスに東京営業所という新拠点を作られました。東京本社移転後と同時期の設立になりましたが、その経緯を教えていただけますか?
(大野様)東京本社の移転先物件を決めて、具体的にどのような使い方をするか考えたとき、リユース事業に関しては別途、新たに事務所を借りた方がいいだろうということで、営業所を立ち上げることになりました。
東京営業所の内装付きオフィスは、本社から徒歩圏内な上に、停車スペースも確保できて搬入もスムーズ。さらに物件探しのキーワードだった「段ボールを置いても絵になる」イケてるオフィスだったので(笑)、ここにしようと決めました。
本音を言えば、一拠点でまとめた方がコスト的にも手間的にも嬉しいのは確かです。ただ、会社の転機となるこのタイミングで、“会社の未来像がイメージできる魅力的なオフィス”に、妥協したくなかった。いいなと思えるものを選んだ結果なので、問題ありません。
急展開の大阪事務所
(松野)では、2024年4月に移転された大阪事務所について、教えていただけますか?
(大野様)大阪事務所は、もともと起業当初からマンションの一室を借りて稼働していたんですが、業績は好調。手狭感を解消するために、新たにオフィスを借りました。移転先は、大阪心斎橋にある新築オフィスビルに決めました。10棟くらい見ましたが、やっぱり「ここしかない!」といういい物件を選びました。
ただ、ありがたいことに、ここ数年大阪メンバーの成長が著しくて、業績は好調、社員も倍増している状況なんですよ。なのでこんなタイミングですが、また拡張移転が必要になってしまいました。また、大阪のかっこいい物件をピックアップお願いしますね(笑)。
(松野)まさかの展開ですね。後ほど詳しく教えていただきます。

左写真:左から株式会社STYLE 創業者 大野誠様、弊社 松野、右写真:東京本社オフィス コミュニケーションスペース
複数同時移転の大変さとは?
(松野)三拠点のほぼ同時期の移転という珍しいケースになりましたが、どのような大変さがありましたか?
(大野様)移転スケジュールとしては、大阪事務所⇒東京本社⇒東京営業所の順番。少しずつ時期はズレていたけれど、三拠点ほぼ同時進行だったので、実施事項の洗い出し、スケジュール調整、人員配置などかなり大変だったと思う。といっても、僕は物件を決めただけで、実際に大変だったのは管理本部の担当者なんですが(笑)。
大阪に関しては手配と指示出しは東京で行い、大阪の社員に代行してもらう形で対応していましたね。東京拠点は、本社と営業所の二つに分ける作業が特に煩雑だったと思います。前の御徒町の事務所を残した状態で、新旧事務所を稼働させながら、ゆっくり作業を進めたという感じです。
準備やスケジュール調整はかなり大変だったようですが、東京の二拠点は両方とも内装・家具付きのセットアップオフィスだったので、そこまで手間はかからなかったと聞いています。内装・レイアウトまでこちらでやるとなったら、きっと手が回りきらなかったと思います。内装付きのオフィスは、時間や人件費コストが削減できるので本当にありがたいですね。
会社にフィットしたオフィスのカタチ
(松野)会社の今後の展望、オフィスに対する思いなどがあれば教えてください。
(大野様)会社の買取事業における目標として、5期目(2026年度)100億の売上、社員数200名規模の会社になることを掲げています。100億規模の企業になる頃には、会社の形に合わせてオフィスの在り方も変えていきたいと思っています。そしていずれは、一般的なオフィスのカタチにこだわることなく、奇抜なオフィスを作っていくのもいいかなと思っているんですよね(笑)。事業拡大にあたっては、国内拠点はもとより海外展開も視野に入れています。会社の成長のために、ヒリヒリするようないい緊張感を持ちながら、命を燃やして走っていけたらと思っています。

左写真:東京本社オフィスの執務エリア、右写真:東京本社オフィスの会議室
―「会社を成長させるための移転」「オフィスはビジョンを共有するためのツール」。
大野様のオフィスに対する考え方に、驚かされるインタビューでした。ご自身の思いを丁寧に説明してくださるお人柄と、ビジョンを形にしていくバイタリティーに圧倒されっぱなしの一時間となりました。
大野様、お忙しい中貴重なお話しをありがとうございました。これからもお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
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