オフィス移転事例
Vol.9 株式会社ACWEB「対応力光る『居抜き移転』実例をご紹介」
2025.01.28
居抜き物件への移転事例をご紹介するインタビュー企画。今回のお客様は、IT分野における企業とエンジニアのマッチング事業を展開されている株式会社ACWEBさんです。 同社は2024年8月、五反田駅徒歩圏内にある物件に居抜きで移転されています。今回の移転は、弊社営業部・溝口の飛び込み営業がキッカケで移転が実現したというちょっと異色の展開です。さらに、今回の物件は、退去時に提出する解約通知を出す前のいわゆる“未公開物件”だったこともあり、若干イレギュラーな経緯をたどっています。
お話しを伺うのは、同社代表取締役の木村謙太(きむら けんた)様。その笑顔とコミュニケーション力、柔軟な対応力で、居抜き移転“あるある”な突発的トラブルにも華麗に対処、「大満足」な移転を実現されています。仲介を担当した溝口が、詳しいお話しを教えていただきました。
お客様の会社情報 |
奇跡のタイミングで好物件!
(溝口)改めて、今回のご移転の背景やキッカケをおしえていただけますか?
(木村さん)キッカケは、溝口さんの飛び込み営業です(笑)。ちょうど、物件探しに本腰を入れ始めようと思って、セットアップ物件・居抜き物件を中心に周辺情報を調べていたタイミングに、飛び込みで資料を置いて行ってくださって。見てみたら、二度見するような好条件の物件がある!!という流れで、即、連絡を取り付けました。とにかくタイミング、物件、条件が完璧でしたね。
割安感のある坪単価、居抜きで使えるお得感、エリアも五反田希望だったので、まさに希望通りの物件でした。うちは設立7年目なんですが、これまで5回の移転はすべて五反田。IT関連企業が渋谷周辺に多いのでアクセスがいいことと、あとは昼夜問わず楽しく営業ができるので、このエリア大好きです(笑)。
最優先課題はミーティングスペース
(溝口)ちょうど移転を検討されていたということは、以前のオフィスでなにか改善したい点があったのですか?
(木村さん)そうですね。社員が倍増したことでオフィスを大きくしたいという思いもありましたが、とにかく最優先課題は、会議室を増やすことでした。
僕らはIT業界にエンジニアを紹介する仕事をしているので、クライアントさん、エンジニアさんとの面談が必須。コロナ以降、WEB面談がほぼ主流になる中で、前のオフィスには会議室が1つしかなく、とにかく会議室が足りてない状態でした。やむなく、カフェスペースや執務室の一角などで対応しながらなんとか回していた感じです。僕らはファシリテーターとして、クライアントさんエンジニアさん双方のコミュニケーションをフォローしつつ、ベストな形で橋渡しする役割。集中できない状態のまま面談対応を続けるわけにはいかないので、独立したスペースの確保は喫緊の課題でしたね。
居抜き入居のこちらのオフィスは、ほぼ内装変更をしていませんが、社長室や役員室、サーバー室など独立したスペースを会議室に転用する形で、現在は6つのミーティングスペースを確保できています。ゼロから内装をしていたらコストや時間がかかって大変だったと思うので、条件に合う間取りの居抜き物件に出会えて本当にラッキーでした。
居抜き“あるある”な予想外トラブル
(溝口)居抜き物件への移転は、メリットも多い一方、やってみないと分からないこと、予想外の問題に遭遇することがデメリットとして指摘されますが、今回気になったところ、折り合いをつけたところはありましたか?
(木村さん)もちろんありました。退去されたあと、オフィスの使い方を検討したら不要な家具が山ほどあって(笑)。不用品処分や新しい家具の搬入・組立などに業務時間外の時間が取られて、自分はともかく社員たちには無理をさせたなと思います。楽しんでやってくれたから何とかなりましたが、本当にありがたく思っています。
想定外だったは敷金がけっこう掛かったところですかね。保証会社利用すれば大幅の減額もできましたが、今回は利用はせず契約する方を選びました。初期費用が抑えられるのが強みの居抜きですが、物件契約に係るオーナーさんへ支払う費用はまた別、とそこは腹をくくって折り合いを付けました(笑)。まさに、ふたを開けてみないと分からない部分ですね。
居抜きは、退去する会社と入居する会社、さらにはオーナーさんとの間で、どうしても多少の調整が必要になります。溝口さんには話し合いを何度か設けてもらい、先方との協力関係を築いた上で、都度話し合って解決できたので何とかなったという感じです。
(溝口)木村社長の柔軟な対応力と人間力のたまものだと思いますよ(笑)。
新オフィスの感想は
(溝口)2024年8月に移転を完了されて、新オフィスの感想、社員さんの声などはいかがですか?
(木村さん)落ち着いた内装の広々としたオフィスで、快適という声が多いです。そして何より、会議室の奪い合いがなくなったという喜びの声が大きい!(笑)。会議室が増えたことで、今度は会議室のスケジュール管理をする必要が出てきたり、小さな悩みはありますが。今は、ミーティングスペースのひとつに85インチのTVを購入してシアタールームとして使えるようにもしているんです。先日のワールドカップ最終予選では、社員みんなで観戦して盛り上がりました。
今後、会社のステージが変わればまた問題点が出てくるかもしれませんが、現状なにも不満はありません。いい移転ができたと思っています。
―木村社長、楽しいお話しをありがとうございました。
撮影にも快く対応いただき、撮影中、ACWEBさんのHPに掲載されてる木村社長の写真が印象的で、、と伝えたら、快くポーズを決めていただきました(笑)。
実は、今回の移転は「居抜きで退去したい」という意向の会社さんが後継テナントを探していて、そこに後継テナントとしてACWEBさんが入居され、まさに居抜きオフィスが退去する会社と入居する会社を繋げた、『つながる移転』の移転事例でした。インタビュー後編では、その『つながる移転』の移転事例の体験談を中心に、引き続き木村社長にお話しを伺います。
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